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バカラグラスに名入れナンシー。
毛筆の文字もいろいろな書体がありどれも味わいがありますが、
草書体の漢字はほとんど読める漢字がありません。
草書体は最初は速記として発展して、
中国の漢の時代に現代に伝わる文字の形になったと言われます。
武田双雲の文字も草書体を原型にしているものも多いと思います。
今回ご紹介するグラスはナンシーと言いますが、
ナンシーの名はアールヌーボーの発祥のフランスの地名からきています。
アールヌーボーはもともと、
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを、
中心に開花した国際的な美術運動で、
花、草、樹木、昆虫、動物などの自然の美しさをモチーフにして、
歴史にとらわれない新しい美を追求しています。
偶然合わせたナンシーと草書体の相性の良さは、
偶然ではなく必然かもしれません。
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