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オールドパー12年


せっかくバカラの名入れグラスをプレゼントしたのに、 ウィスキーやスコッチ・バーボンなど、

せっかく盛り上がってきた話題についていけない。

ウィスキーの話はよく分からない。

それではいただいた方もちょっと悲しいかも・・・ そんなお客様のためにウィスキーの基礎知識として、

この「ウィスキー編」を書き始めました。

今日は岩倉具視が持ち帰った、

伝説のスコッチウィスキーオールド・パー12年です。

今回初めてブレンデッドウィスキーの登場です。

今まで紹介した②〜④はすべてシングルモルトでした。

アイリッシュウィスキーのところでも触れましたが、

スコットランドから始まったブレンデッドウィスキーの登場で、

品質は格段に安定し世界中にウィスキーが広まっていくことになります。

そのスコッチのブレンデッドウィスキーの御三家として、

結構個人的な偏見ですが、(ここはみなさん意見の分かれるところです、)

バランタイン・ジョニーウォーカー・オールド・パー・・・言ってもうた!

ま!なにわともわれ話を先に進めます。

オールド・パーのブランド名は1483年から1635年の 152年間生きたトーマス・パーから由来しています。(本当かな^^)

トーマスパーは英国王から長寿を賞され終身年金を受けとっています。

オールド・パーの名前は彼の長寿にあやかって命名されました。 オールド・パーは普遍のクラシック・スコッチと呼ばれるほど、

スコッチを代表するスコッチと言われています。

その蒸留所はスコットランド北東部、 スペイ川のほとりにある小さな蒸留所クラガンモアで作られています。 オールドパーの原酒は19世紀後半の創業以来、 この地においてわずか数名の職人の手によって造られてきました。

水晶のように清らかな小川の水、芳香豊かなピー卜(泥炭)、 この自然の条件がスコッチ中のスコッチ、オールドパーを生み。 今なお世界中のスコッチフアンに愛され続けているのです。 今でも12名の職人がオールド・パーを支えています。(信じられますか!!)

そして一番大切なのがスコッチを世界的に広めたブレンディングの技術です。

このブランディングの技術がオールド・パーの伝説を支えています。

NHKの連ドラ「マッサン」でもこのブレンドの技術の完成が、

物語の柱の一つになっていました。

シングルモルトも確かに素晴らしいのですがやはり一瓶、一瓶、味が変わってしまいます。 できればワインのようにはっきりと何年ものとつけて欲しいと思います。

その点ブレンデッドウィスキーはある程度違いはありますが、

やはり安定していると思います。

オールド・パーの140年変わらずブランドを守り続ける職人魂は、

日本人にもまた愛され続けていると思います。


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