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バカラグラスに名入れ「こだわり編④」
この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、
いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、
お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。
プルデザインのレリーフは一つ一つの工程にこだわりがあります。
サイド面のレリーフのデザインは口元からできるだけ下に下げます。
その理由はレリーフの手法がサンドブラストという方法で、
細かい砂をグラスにあてながら文字を彫っていきます。
この方法は日本のバカラショップも同じ方法でレリーフをしています。
レリーフというのは「浮き彫り」と「沈み彫り」と二つに分けられます。
プルデザインでいうレリーフとは「沈み彫り」の事を指します。
「沈み彫り」でサイド面に彫るときには、
グラスの縁に近くデザインをしますと口元にあたってしまう可能性があるので、
プルデザインではできるだけ口元から離すようにしています。
底面のレリーフはグラスの底にレリーフをするのではなく、
グラスの裏に逆版を作り鏡面状態で彫っていきます。
逆版で掘るのでグラスの上から覗くと正体で文字が見える事になります。
バカラのグラスの底面はセンターに向かってすり鉢状になっているので、
文字が歪みやすいという問題があります。
ロックグラスで底面でスペースのあるものはさほど問題はありませんが、
ハイボールグラスの様に底面にスペースが無いものは極力バカラのロゴに近くに、
文字をデザインして文字の歪みを最大限抑える工夫をしながら作っています。
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